武将の兜はなぜ人気なのか。
強く生き抜いてほしい。その願いを託す。

戦国武将の兜を五月人形として飾る理由
強さを誇るためではなく、守るために
戦国武将の甲冑は「具足(ぐそく)」と呼ばれていました。
「備えに足りる」と書くこの言葉には、
生き抜くために必要なものを、すべて身にまとうという意味が込められています。
つまり戦国武将の甲冑は強さを誇るためではなく、
大切なものを守り、生き抜くための「備え」として作られているのです。
その「無事に生き抜くための願い」を、
これから育っていく子どもに重ねて託そうとしたことから、
五月人形という文化は育まれてきました。
時代が変わっても、「無事に育ってほしい」「折れても立ち直れる強さを持ってほしい」という親の願いは変わりません。
兜という防具を授ける。それが、五月人形として戦国武将の兜を飾る意味だと考えています。



武将を選ぶということは、願いの方向を選ぶこと
戦国武将の兜は、デザインや名前に惹かれるところから選んでも構いません。
そのうえで、
「どんなふうに育ってほしいか」「どんな強さを大切にしてほしいか」
そして、「この先を、どう生き抜いてほしいか」
そんな想いを重ねることができます。
たとえば、伊達政宗という選択
先を読み、周囲に流されず、自分の美意識を貫いた武将。
伊達政宗の兜には、自分で考え、決断する力への願いを託すことができます。
どの武将が正解、ということはありません。「この考え方、いいな」と感じられること自体が、選ぶ理由になります。


この戦国武将シリーズが大切にしていること
子どもがこれからの世の中を生き抜くための「防具」を授けるのだから、
中途半端なものであってはいけない。
それが、この戦国武将シリーズの出発点です。
形も、意味も、削らずに縮める
私たちの兜は、ただ小さく、飾りやすくしたものではありません。
実物の兜が持つ形状や構造、防具としての考え方をそのままに、かたちも意味も損なわず、実物に限りなく近づけることを大切にしています。
鈴甲子の戦国武将の兜は、見た目の良さだけでなく、想いを託すに足る存在であることを前提に、一つひとつ丁寧に作っています。



